

不安の中にいるお客さまを安心させるため、
自分が、力をつけたい。
もともとは管理栄養士だった私は、保険や法律に関しては未経験でした。そんな私が中井保険事務所を選んだ理由は「とても人が魅力的」と感じたから。そして入社して間もなく、この仕事の専門性の高さや奥深さに、惹きつけられていく自分がいました。担当は、損害サービスという仕事。これは、事故などに遭われたお客さまと保険会社の間に立ち、保険金の請求を含め、事故の解決までをサポートする仕事です。大切なのは、短時間でお客さまの状況を把握しながら、その気持ちに寄り添うことです。事故に巻き込まれ不安な気持ちでいるお客さまも多いものです。最初、私は保険会社の報告に必要な情報を聞き出すのに精いっぱい。けれど、周囲の先輩たちは、穏やかにお客さまの気持ちに寄り添いながら、保険の内容や法律的な情報をお伝えしていました。その姿を受け、「私もこうなりたい」と必死に先輩たちの真似をするように。すると、いつしか、どんなお声がけをしたらお客さまが安心されるのかが少しわかり、自分なりに自信もついてきました。

時間があれば、
法律や判例を読み込む先輩たち。
この仕事をする上で欠かせないのが知識です。保険だけでなく、賠償に関わる民法や約款など多岐にわたります。私は、もともと法律に詳しくはありませんでしたが、先輩が熱心に判例を読んでいる姿を見て自分もやってみるように。また社内でも「このケースなら、何が想定できる?」と会話を隣できいているうちに自然と興味が湧いてきました。情報を補うため、営業の方からお客さまの特徴を聞き、経営方針や事業内容を吸収したり。事故対応に慣れているお客さまと会話する際に、分からない用語が出たらすぐ調べ、時に質問してみたり。日々の積み重ねで、お客さまから「頑張っているね」と声をかけてもらえるようにもなりました。また、保険会社の方と事案に関して相談する際も、少しでも知識を吸収しようとしています。最近では少しずつ理解も進み、「こうした方が、お客さまのためになるのでは?」と考えられるようにも。自分を磨くほど、お客さまに喜ばれ自信にもなる。今は、それが嬉しくて仕方ありません。
業務部 損害サービス課所属。2023年中途入社。
新しい学びを得るのが好きで好奇心旺盛。
保険や法律に関する本や判例を読み込み、
知識を吸収中。

自分にしかない得意を見つけて、
さらに成長していきたい。
私の次のテーマは、「私はこれ!」と言える得意分野を作ること。先輩のような保険のプロと呼べるようになるのはまだ少し先。そこで、まず足掛かりとして「ロードサービス」に注目しました。自動車保険には、事故や故障の際に、レッカー業者を呼び修理工場まで車を運ぶサービスなどがあります。一口にロードサービスといっても、いくらまでサービスとして保険会社で支払えるか、そもそも対応できるかなどの基準が保険会社によって異なります。これらをすべてマスターしようと考えたのです。たとえば、故障で車を運ぶのに会社や自宅近くの修理工場まで運んでもらうこともできるサービスですが、遠く離れた場所で故障してもその通りなのか?ロードサービスを深く追うほど知識があやふやになるばかり。そんなときは、保険会社やレッカー業者の方に「実際にどんな対応をしているのか?」と話を聞き、知識を蓄えています。深堀りすればするほど、面白くなり、家族や友人にも「事故のときはこういう対応をするといいよ」と、つい熱く語ってしまうことも。まずは一つの強みを作り、次は何を得意分野にしていこうか。こうして成長を重ねていくことが、自分でもとても楽しみです。
