保険だけでなく、経営のことも話せるようになって、
仕事がますます面白くなりました。
いかに、「富松さんから、聞けてよかった」を引き出すかに懸けた新人時代。
中井保険事務所を知ったのは、就活サイトで「地元ではちょっと有名な存在です」というキャッチフレーズが印象に残ったため。インターンでは、社内の方々が、人が好きで、自分のこともしっかり見ていてくれると感じ、入社を決めました。一緒に働く人とは、ドライな関係ではなく、深く分かり合える関係でいたい、そう考えたのです。最初はOJTを受けながら、営業活動の流れを学びました。新人は、先輩からの引き継ぎ案件がメイン。モチベーションになっていたのは、いかにお客様から「前の担当からは、こんな話を聞けなかった」という言葉を引き出せるかでした。自動車保険を契約いただいているお客様の家にお伺いした時に、お子さんの自転車を見つけて、「この保険は自転車特約も付くんですよ」とお話すると「知らなかった!」と喜ばれ、思わず、小さくガッツポーズ。この提案をきっかけに、お客様の生命保険の見直しも担当させていただきました。生命保険は、年収などその方の生活の深いところも知らないと提案できない。それを任せてもらえたことが嬉しかったです。
産業の街の名士たちに、
保険のプロと認められるには。
新人のころは個人のお客様が多かったのですが、入社3年目を迎えると、法人のお客様が増えてきました。今までは自動車や火災の話ができれば良かったのですが、お客様の事業のことを深く理解しないと話ができない。また、産業の街である大東市には優良企業も多く、お会いするのも、社長や役員といった名士ばかり。最初の頃は、自分より先に前任の先輩に相談が入ることも多く、何度も悔しい想いもしました。ちょうどその頃、営業メンバー全員で保険代理士の資格取得に挑戦することになり、税務や民法を学び始めました。そこで視界も広がり、お客様とも保険以外の話ができるように。そうしたら、お客様の反応も変わってきたんです。保険の営業だから、保険の話はできて当たり前。しかし、経営に想定外のリスクはつきもの。たとえば、従業員が入院した場合に、保険金からいくら支払われるかだけでなく、入院後の手続きや労災や法律のこととなると、お客様も気付かないことが多い。そこまで踏み込めるようになって、相談内容がぐっと深くなりました。その分、「保険のプロとして任せるから」というプレッシャーもありますが、誇らしくもあります。
目指すのは、この街の
‟よろず相談所“のような存在。
今は、建設業や製造業を中心に法人のお客様も増え、担当契約数が社内で一番になりました。あるお客様からは従業員の寮の相談をされ、取引先でもある不動産会社を紹介し、物件の立ち合いに一緒に行ったことも。それも、「とにかく何かあったら、富松に相談しよう」と信頼いただけるからだと思います。ただ保険に入っていただくだけでなく、お客様に必要なことは何なのか、色々と話が聞けたり、解決するためにどう組み立てるのか悩むのが今は楽しいですね。お客様の経営にとって、どんなリスクがあるか一緒に考え、さまざまな手段を提案する。それが、この仕事の醍醐味だと思います。お客様にとって不安なのは、未来のリスクがみえないこと。そんな時に駆け込める、よろず相談所のような存在でありたいです。実際には、まだまだ先輩に甘えている部分もあります。でも、これから後輩社員が何か失敗をした時に、「富松がいるから大丈夫」と頼られる人材になっていきたい。社内外関係なく、人の役に立てる範囲をもっと広げて、より多くの人を支えていける自分でありたいです。
富松 裕貴
営業部所属。2010年に、中井保険事務所初の新卒入社。
持前の負けん気で、担当契約数が社内一の営業のホープに成長。